農作業体験記:「山より谷」がポイント。ケールの苗を植え付けました

「農作業体験記」は、東京生まれ東京育ち。農業についてほとんど何も知らない地域おこし協力隊Rが、飯山の農家さんにおじゃまして、気づいたことをお伝えしていく連載です。

5月2日。岡忠農園さんのケールの定植(ていしょく=植え付け)のお手伝いに行ってきました。これが4月初旬にビーツと同じ時期に播種(はしゅ=種まき)したケールの苗。

ケールはアブラナ科の野菜。青汁の材料としてご存じの方も多いと思いますが、生でサラダとして食べたり、油で加熱して食べる品種などがあるそうです。栄養価も高い。

そして何より、おいしいのだとか。岡忠農園さんは、ケールをはじめて食べた時にそのおいしさに感動したものの、スーパーに売っていないことに気づき、「 売ってないなら自分たちで作ろう!」 と種をまいたのがケール栽培のきっかけだったそうです。

木島地区の圃場(ほじょう=畑)。広々としていて、気持ちいいです!

マルチシートの張られたうねに苗を植え付けた後、すかざず不織布をかぶせて蝶が苗に卵を産み付ける被害を防ぎます。

「山より谷」が、苗の植え付けのポイント

苗の植え付け方を詳しく教えてもらいました。

マルチに開けられた穴の中に、苗を紙のポットごと入れ(自然に分解されるそうです)、マルチの中の土をほじって苗の周りにかけます。さらにマルチの上からも土をかけて、ぎゅっと押さえて苗を安定させます。

苗に向かって軽く谷になるように土を盛ると、水が効率よく苗に集まるのでよいとのこと。

「山より谷」なのだそうです。

そして、マルチの穴を完全にふさぐように土をかけるのもポイント。 しっかりふさがないと、風が吹き込んだりして、土が乾燥してしまいます。

「山より谷」を心がけ、土を両手でぎゅっと押さえながら「おいしく育ってね~」と念を込めます。

実は私、ケールを食べたことがないので、収穫がとても楽しみです。

植え付けの作業、うねの数を見て「意外と早く終わりそう」と思ったのですが、それは素人考えでありました。 想像以上に終わらない。6時間近く座ったりしゃがんだりで、かなり腰にきました。

山歩きの下りもコツを知らないと後で足腰にきますが、農作業についてもきっと腰にこない姿勢などがあるはず! 研究したいと思います。