さわやかな酸味を味わいたい、信濃町の特産野菜ルバーブ

さわやかな酸味を味わいたい、信濃町の特産野菜ルバーブ

ブルーベリー、プラム、桃、プルーン、ぶどう、あんずに洋梨、そしてりんご。近場で採れる果物で、次々とジャムを作るのが楽しい季節になってきました!

ジャムといえば、ちょっと気になっていたのが、飯山市のおとなり信濃町の特産野菜「ルバーブ」。
私にとっては未知の野菜で、「道の駅しなの」の農産物直売所で見かけることはあったのですが、買ったことはありませんでした。

そのルバーブを収穫してジャムを作るイベントに参加してきました。体験イベントを主催するのはFarmstayしなの。長野県信濃町での体験プログラムや教育旅行の企画・催行を行っています。【記事の最後に、次回の体験イベントのお知らせがあります】

ルバーブを収穫

朝8時半に集合して畑に向かいます。緑一面の風景がきれいです。木々の向こうに、何かが住んでいそう…

この巨大な葉がルバーブ。「一度植えると4〜5年収穫できる」とのこと。6〜9月ごろまで収穫できるそうです。

葉柄を収穫して、葉は捨てます。葉は「毒があるので食べない」とのこと。

ルバーブのジャムを作る

収穫したルバーブを使い、地域交流施設のキッチンでジャムを作ります。講師は地元のお母さんたち。

よーく洗って土を落とし、根本や傷んでいる部分を切り落として整えてから、5ミリくらいにカット。
40%の砂糖をまぶしてしばらく置くと水が出てきます(カットする大きさや砂糖の量はお好みでOK)。

今回は緑の部分も、赤い部分も一緒にしてジャムを作ります。

緑の部分は風味が良いそう。赤い部分だけで作ると真っ赤なジャムになる。緑と赤で別々にジャムを作り「ひとつのビンに2層に詰める」という素敵なアイデアもあるそうです。

火にかけるとあれよあれよとルバーブが煮崩れていきます。しばらくするとアクがぶわっと出てきました。

ここで私があまり熱心にアクを取り除かなかったせいか、口の中にちょっと渋い感じが残るジャムになってしまいました。すみません…。

クラッカーにつけて味見。ほんのりすっぱいジャムができあがりました。
味は…なんでしょう? なんとも形容しがたい味なんです。

ルバーブについて調べる

イベントに参加されていた信濃町出身の40代の女性いわく「ルバーブは私が子供の頃からあった」ということで調べてみると、昭和初期に外国人宣教師により伝わったという説があるようです(ちなみに昭和元年は1926年)。信濃町ではかなり古くから栽培されていたようです。

シベリアが原産ということで、冷涼な気候が栽培に向くようですね。和名は食用ダイオウ。漢方薬に使われる大黄の仲間とは驚きでした。

酸味があるのが特徴。ためしに生でかじってみたら、確かにすっぱい。リンゴ酸やクエン酸が含まれているそうです。独特の香りもあります。味も含めてなんとも形容しがたいのですが…。

ということで、ルバーブの酸味を味わってみようと思います。

ルバーブの酸味を味わってみる

ルバーブを肉巻きにするレシピを発見したので、豚肉とルバーブのソテーにしてみました。
ルバーブは加熱すると溶けやすいので、ささっと調理します。味付けは塩コショウとしょう油を少々。

さっぱりした酸味、しゃきしゃきした繊維質が味わえました。確かにこのすっぱさは他の野菜にはない特徴。しかもすっぱすぎない(もしかしたら個体差があるのかもしれませんが)。

ルバーブの緑色の部分を中心に、砂糖10%でジャムにしたものをソースに使いました。砂糖40%で作ったジャムよりも酸味が感じられます。
オリーブオイルと混ぜてドレッシングにもしてみました。酸味があるのでお酢は不要。しかし、見た目が練り梅のようですね。

さらに、乳製品に合うということで、クリームチーズを練り込んだルバーブジャムのマフィンを作ってみました。さわやかな酸味が、クリームチーズと相性ばっちりです。

6月初旬はジャムに向く地場産果物がほとんどないので、そういった意味でも、ルバーブでジャムを作るのはいいかもしれませんね。さっぱりした酸味に食物繊維も豊富。

信濃町の道の駅でルバーブを買えます

「道の駅しなの」にある農産物直売所では、ルバーブのレシピの募集をしていました。くせがあり、めずらしい野菜なので、「どう食べるか?」を知ってもらうことが、課題なのかもしれませんね。
直売所ではルバーブのネット販売もしています。

信濃町産ルバーブ(道の駅しなの)

次回の体験イベントはブルーベリー

Farmstayしなの体験プログラム、次回は2021年7月25日(日)ブルーベリーの収穫とジャム作りが開催されます。ジャムのお持ち帰り付きで、体験料は2,200円。詳細・申し込みはFarmstayしなの(026-217-8040)までどうぞ。

国内で本格的にブルーベリーの大規模栽培をはじめたのが長野県信濃町。「KAWASUNブルーベリー園」で、ブルーベリーの収穫体験をした記事もどうぞ!

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